ハングルの母音

ハングルの構造と母音について解説します。

ハングル文字の読み方

 

韓流ドラマやK-Popなどで、韓国に興味を持ち、自分も韓国に行ってネイティブと自由に会話がしたい、そんな風に思う方が多いですね。また、韓国ドラマを字幕無しで理解できるようになりたいと思う方も増えています。

 

日常会話レベルの韓国語を学ぶには、韓国語ネイティブが日常生活でよく使う韓国語のフレーズを、出来るだけたくさん覚えることがやはり一番の近道ですが、さらにもう一歩踏み込んで、韓国語を理解したくなったときに、私達の目の前に大きく立ち塞がるものがありますよね。そうです、あれです。あの象形文字のように見える、ハングル文字です。

 

韓国市内

韓国に旅行へ行ったことのある方はよくわかると思いますが、インチョン国際空港を出て、リムジンバスに乗り(私の場合がそうでした。)、ソウル市内に入った時にまず圧倒されるのは、いたるところにある(当たり前のことですが)あのハングル文字です。ともかく、最初のうちは何をどこから読めばいいのかもわからないし、どうやれば理解できるのか全く見当も付きませんよね。でも、このハングル文字。実はその仕組みを知れば意外なほど簡単に理解できるものなんです。

 

ハングル文字を理解するためのキーワードは、“英語のアルファベット”です。

 

私たち日本人は、原則的には中学から英語を勉強していますので、ほとんどの方が英語のアルファベットを理解していると思います。英語のアルファベットを読む時には、例えば、カタカナ読みで、ka ki ku ke koをカキクケコと読みますよね。この場合、kは、【子音】で、その後ろに付く、aiueoは、【母音】ということになります。大雑把に言えば、この、kとaiueoの組み合わせと同じような考え方をすれば、ハングル文字も理解できるようになるのです。

 

ハングル文字の構造

 

例えばハングル文字の、

 

k【k】

 

これに、
a【a】を左右に組み合わせてみます。

 

カ【ka】 これをカタカナ読みすると、【カ】となります。

 

同様にして、

 

t【t】とa【a】を左右に組合わせます。

 

タ【ta】 これは【タ】となります。

 

また、ハングル文字は、子音と母音を左右に組み合わせるだけではなく、上下にも組み合わせます。

 

例えば、

 

s【s】とo【o】を上下に組み合わせると、

 

ソ【so】 これは【ソ】と読みます。

 

子音と母音が左右の組み合わせになるか、上下の組み合わせになるかは、母音にある棒が、縦か横かによって決定します。

 

ただし、ここまでは、日本語と同じように、子音と母音の組み合わせでしたが、韓国語には、子音と母音にもうひとつ子音が付く組み合わせがあるんです。
※音節の最初の子音を「初声」中間にある母音を「中声」最後にある子音を「終声=パッチム」と呼びます。

 

例えば、

 

h(子音h)とa(母音a)にn(子音n)を組み合わせた場合、

 

ハン【han】 これをカタカナ読みすると【ハン】となります。

 

どうでしょうか?意外に簡単だと思いませんか?

 

ちなみに、韓国語で「愛してる」の意味に使う、

 

サランヘヨ 

 

これを分解してよく見てみると、

 

sa rang he yoとなり、

 

カタカナ読みで、「サランヘヨ」となるのがわかりますね。

 

さて、これでハングル文字の構造は大体理解できたと思います。

 

ハングル文字は、基本母音が10個、複合母音(合成母音)が11個、子音が19個だけで、後はその組み合わせをするだけなので、意外に簡単に読めることがわかります。

 

母音

 

韓国語で必要な基本的な母音は10個です。これをまず覚えましょう。

 

a 【a】カタカナ読みで「ア」です。

 

eo 【eo】カタカナ読みで「オ」です。

 

o 【o】カタカナ読みで「オ」と読みますが、【eo】が口を大きく開いて「オ」と発音するのに対して、こちらの【o】は、口を少し尖らして、「オ」と発音します。あえて言うなら半角の「オ」と表示するのが近いかもしれません。

 

u 【u】カタカナ読みで「ウ」と発音しますが、これも口を少し尖らした「ウ」です。

 

eu 【eu】カタカナ読みで「ウ」と発音しますが、こちらは、口を横に開いたまま、「ウ」と発音します。

 

i 【i】カタカナ読みで「イ」と発音しますが、こちらも、【eu】と同様に、口を横に開いて「イ」と発音します。

 

ya 【ya】カタカナ読みで「ヤ」と読みます。

 

yu 【yu】カタカナ読みで「ユ」と読みます。

 

yeo 【yeo】カタカナ読みで「ヨ」と読みます。この「ヨ」は、口を大きく開いて発音します。

 

yo 【yo】カタカナ読みで「ヨ」と読みますが、こちらは口を尖らして発音します。

 

※日本語の場合、母音はアイウエオになりますが、韓国語の場合には、yの付く、【ヤユヨ】も、母音に含まれます。

 

以上の母音は、【単母音】とよばれ、ハングルの基礎的な母音となります。

 

ハングルにはもうひとつ【複合母音】或いは【合成母音】と呼ばれる母音があります。これは、全部で11個あるのですが、基本母音を組み合わせて作られていますので、そんなに難しくはありません。

 

ae 【ae】カタカナ読みで「エ」と読みます。

 

yae 【yae】カタカナ読みで「イエ」と読みます。

 

e 【e】カタカナ読みで「エ」と発音します。【ae】の「エ」とは本来違った発音でしたが、現代の韓国では、ほぼ、同じ発音と理解して良いと思います。

 

ye 【ye】カタカナ読みで「イエ」と発音しますが、こちらも【yae】の「イエ」と同じ発音と理解してください。

 

wa 【wa】カタカナ読みで「ワ」と読みます。

 

wae 【wae】カタカナ読みで「オエ」と読みますが、後の「エ」が少し小さく「エ」という感じで、「オエ」と発音してください。

 

oe 【oe】カタカナ読みで「オエ」と読みます。こちらも「オエ」の感じで発音します。

 

wo 【wo】カタカナ読みで「ウオ」と読みますが、こちらも「ウオ」の感じです。

 

we 【we】カタカナ読みで「ウエ」ですが、これも、「ウエ」です。

 

wi 【wi】カタカナ読みで「ウィ」と読みます。

 

ui 【ui】カタカナ読みで「ウィ」と読みます。

 

 

以上、単母音が10個、合成母音が11個。これだけ覚えれば、母音はパーフェクトです。

 

 

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